ことばのちから

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無料振込回数で選ぶ、メインバンクにすべき銀行

最近銀行の手数料に関する話題が増えています。
みずほ銀行の振込手数料の値上げ検討や、
三菱UFJ銀行の、口座維持手数料の導入だったり。
 
なんとなく選んだ口座を持っていると、
不要な手数料を取られてしまう可能性があります。
利用実態に合わせて、お得な銀行を選びたいですね。
 
今回は、銀行を選ぶ際の一つの基準となる、
無料振込回数を調べてみました。

何故、無料振込回数なのか

銀行の選び方はいろいろあると思います。
  • 金利がいい
  • 近くに店舗/ATMがある など。
金利で選びたいところですが、現在の低金利では限界があります。
私はイオン銀行をメインバンクにしており、
ランクもプラチナステージにしていますので、
普通預金の金利が最高になっていますが、それでも0.15%です。
メガバンクが0.001%という感じなので、
実に150倍という破格の金利ではありますが、
それでも、資産運用という観点ではかなり寂しい数字です。
(安全資産を置いておく分には少しでもいいに越したことはありませんが)
 
また、キャッシュレス化を進めていくと、
店舗やATMを利用する機会ってほとんどないんですよね。
クレジットカードを使ったり、バーコード決済を使ったり。
 
となった時に、むしろ増えるのは振込をする機会です。
家賃の振込が必要な場合、必ず月に一回は振込をしますし、
まとまったお金を移す際にも、
いちいち現金化をするのは危ないし、手間もかかりますので、
振込にしたいですよね。
 
通常振込には手数料がかかりますが、
各社、無料で振込できる回数を設定していることが多いです。
銀行側もそんな時代を理解して、
無料振込回数で差別化を図っているのだと思います。

おススメな銀行と無料振込回数(2020年2月現在)

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行では、スマートプログラムのスマプロランクによって、
他行への振込手数料の無料回数が変わります。
 
4段階ありますが、
最高ランクである「ランク4」だと、月15回まで振込手数料が無料になります。
一つ下の「ランク3」でも月7回まで無料です。
 
特に、住信SBIネット銀行で嬉しいのは、
最低ランクの「ランク1」であっても、月1回は無料になることです。
つまり、住信SBIネット銀行に口座を持っているのであれば、
無条件で月に1回までは、他行への振込手数料が無料になるということです。

じぶん銀行

じぶん銀行では、じぶんプラス ステージというランクで、
他行への振込手数料の無料回数が変わります。
 
5段階ありますが、
最高ランクである「+5」だと、月15回まで振込手数料が無料になります。
 
「+5」はちょっと条件が厳しいかもしれませんが、
比較的条件をクリアしやすいと思われる「+4」でも、
月8回まで振込手数料が無料です。
普通に生活している上では十分過ぎる回数ではないでしょうか。
 
また、銀行の成り立ちにも関係していますが、
三菱UFJ銀行への振込は何度でも無料なのも嬉しいところです。

イオン銀行

イオン銀行では、イオン銀行Myステージというランクよって、
他行への振込手数料の無料回数が変わります。
 
4段階ありますが、
最高ランクである「プラチナステージ」だと、月5回まで振込手数料が無料になります。
一つ下の「ゴールドステージ」で月3回まで無料です。
 
イオン銀行に関しては、私もメインで利用していますが、
比較的簡単にプラチナステージにすることが可能です。
(私の達成条件については、別途記事にしようと思っています)
 
金利もかなりよくなりますので、
イオン銀行を利用される場合は、プラチナステージ化がおススメです。

SBJ銀行

SBJ銀行では、基本的には、無条件で月7回まで振込手数料が無料になります。
一般的に、他行への振込手数料が無料になるには一定の条件がありますが、
無条件(SBJダイレクト利用は前提)で7回というのは、なかなかないサービスです。
 
但し、一部の他行宛振込で例外があり、
ジャパンネット銀行宛と楽天銀行宛の無料振込回数は月3回までのようです。

楽天銀行

楽天銀行では、給与・賞与・年金の受け取りがあれば、
月3回まで振込手数料が無料になります。
また『ハッピープログラム』へのエントリーが別途必要です。(エントリーは無料)
 
あくまでメインバンクとして利用する方への優遇サービスという位置付けですね。

東京スター銀行

東京スター銀行では、東京スターダイレクトを利用した振込の場合、
月3回まで振込手数料が無料になります。
条件は「スターワン口座取引明細書」の郵送設定を「郵送しない」にしていることです。
 
また、注意点としては、
一旦手数料は取引時に引き落とされ、
翌月に同額がキャッシュバックされるという流れになることです。
なんとも面倒だと感じますが、システム上の制約なのでしょうかね。

まとめ

おススメな銀行毎に、無料振込回数をまとめてみました。

メガバンクでも条件によって無料振込のサービスはありますが、
やっぱり手数料という観点ではネット銀行に分があるかなと思うので、
今回は基本的にネット銀行をメインに調べてみました。

どうしても窓口がないと困るということでなければ、
無料振込回数に加えて、金利面でも有利であることが多いので、
ネット銀行をメインにしてみるのもいいのではないでしょうか。

どなたかのご参考になったら幸いです^^