今は30代も半ばを過ぎましたが、
今から1年~1年半くらい前、30代半ばに差し掛かった頃、
ふと、このままの生き方でいいのかと疑問を持ちました。
そこから、少しずつではありますが、
これまでとは違った生き方をしていこうと、
いろいろと新しいことに挑戦しています。
どんなことを考えたのか、
今、どのようなことを考えながら生きているのか、
自分のためにまとめつつ、誰かの役に立てたらと思い、書いてみます。
(かなりの長文です。。。すみません)
疑問を感じたきっかけ
プライベートとのバランスが崩壊
入社した会社は、よく働くことで有名なところでした。
今でこそ労務環境をよくするという動きがありますが、
当時はあまりそんなことはなく、夜中まで働くのは当たり前でした。
残業自慢をするわけではありませんが、
月に100時間を超えることも珍しいことではありませんでした。
独身の頃はそれでもあまり疑問を感じなかったのですが、
(むしろ、タクシー帰りとかに変な満足感を感じていたり。。。)
結婚をして、子供ができたことで、
家庭での時間がほとんど取れないことに危機感を覚えるようになりました。
相性の悪い上司との出会い
上司との相性は非常に重要だと思うのですが、
社内異動で、どうにも合わない上司にあたってしまいました。
いわゆるワンマンタイプで、人の言うことは聞かない感じでした。
パワハラ的な言動もありました。
それでも最初の頃は、なんとかその上司に合わせようとしていたのですが、
合わせれば合わせる程、気に入られてしまい、
より無茶な仕事を振られるという悪循環に陥ってしまいました。
部下は自分の出世のために使える駒、としてしか見ていない感じなので、
頑張って働く人は便利だったんだと思います。
この利用されているという感覚がひどく不快でした。
ネットでふと見かけた不労所得に関する記事
利用されているという感覚が不快でも、
サラリーマンである以上は仕方ない、と諦めの気持ちもありました。
そんな時に、ネットをしていてふと不労所得に関する記事を見かけました。
詳細まではうろ覚えなのですが、とある方の、
- 配当金収入だけで生活できる水準に達した
- しかし、仕事を辞めるつもりはない
- 真の経済的自由とは、働くかどうかを自分で選べる状態だ
というような内容だったと思います。
これを読んだ時に、そんな世界もあるんだと衝撃を受けたのを覚えています。
サラリーマンということにひどく窮屈さを感じていた自分に、
「経済的自由」という言葉がとても刺さりました。
それ以来、どうすれば自由になれるのかを考えるようになりました。
まずは自分の価値観を改めて考える
価値観の定義
価値観とは、
「いかなる物事に価値を認めるかという個人個人の評価的判断」
ということのようです。
人によって違うものということですね。
そもそも自分はどう生きたいのか。
どういう時に楽しさや幸せを感じるのか。
まず最初に、そんな自分の価値観を改めて考えてみました。
自分が大切にしたいこと
こういう書き方が正しいのかは分かりませんが、
私の場合は下記の3つかなと思いました。
- 納得感(自分にとってベストな選択)
- 安心感(経済的、繋がり、存在価値)
- 好きな人と同じ目標に向かっていく活動
一つ目は、納得感です。
常にいろいろな判断を、いろいろと調べた上で、
自分が納得がいく形にしたいという思いがあります。
正解を求めているわけではなく、
自分にとってこれがベストだな、と思えることを大切にしています。
二つ目は、安心感です。
とても心配症という性格でもあるのですが、
安心感を持って生きていきたいと思っています。
それは経済的に安心できる状態であったり、
人との繋がりを感じられる状態であったり、
自分の存在価値を感じられる状態であったりします。
三つめは、好きな人と同じ目標に向かっていく活動です。
ちょっと上記二つとは書き方が違うのですが、
自分が本当に好きなことってなんだろうと考えて出てきました。
何か目標に向かって進んでいくことが好きです。
これは仕事でもいいですし、趣味でもいいです。
好きな仲間と同じ目標に向かって頑張るというのが好きです。
お金に対する考え方を整理
お金の基本
安心感につながる部分ですが、
お金についても勉強するようになりました。
よく言われることですが、
お金については次の式で考え直しました。
収入と支出については当たり前のことですが、
運用(投資)についても真剣に考えようと思いました。
まずは支出を減らすこと
一番簡単だと思われる、支出を減らすことから手を付けました。
元々、簡単な家計簿は付けていたのですが、
その中から効果が大きそうなところから削減しました。
- 家賃を下げる(引越し)
- 通信費の削減(MVNOに乗換え)
- カフェ費削減(脱コンビニコーヒー)
また、元々車は持っていなかったのですが、
もし持っていたら、本当に持ち続けるべきか悩んだと思います。
ポイントは、ランニング費用をいかに下げるかだと思います。
毎月かかってくる費用は、積ると大きな金額になってしまいます。
資産を増やすという運用への興味
次に、これまで取り組んでこなかった運用に取り組み始めました。
いわゆる株や投資信託などです。
ここはまだ始めたばかりで成果は出ていないのですが、
勉強をしつつ、長期的な視点で続けていきたいと思っています。
不労所得である配当金をもらえるようになりたいですね。
勉強の過程など、ブログでも書いていけたらと思っています。
収入を増やすから、収入源を増やすという考えへ
これまでは、収入を増やすには給与を増やすしかないと思っていました。
そのために、自分のスキルを高めようとしてきました。
私は持っていませんが、
MBAとかも、収入を増やすための手段の一つですよね。
ただ、収入源が一つだといつまで経っても安心できないと思うようになりました。
サラリーマンであれば、体を壊してしまったら収入はゼロになってしまいます。
安心感という観点では、複数の収入源を持つことが大切だと思いました。
配当収入もその一つになりますし、副業もありだと思います。
但し、アルバイトのような時間を売る労働型ではなく、
やはり不労所得(権利収入)を増やしていきたいですね。
仕事に対する考え方を整理
プライベートとのバランス
今までは、できるだけその日のうちに仕事を片付けようとしていましたが、
最近は、明日でいいことは明日に回すようにして、
過度な残業はしないことを心がけています。
これを意識すると、
- 仕事をしている時間の生産性が上がる
- 家庭での時間が充実する
といった感じで、仕事にも家庭にもいい効果がありました。
仕事を選べる自由が欲しい
組織に所属している以上、上に言われた仕事はやるしかないのですが、
それでも、仕事を選べる自由が欲しいと思いました。
そのために、自ら仕事を作るということを意識するようになりました。
数字さえ作れれば、基本的には上司も文句を言わないはずです。
簡単なことではないですが、やってみる価値は高いと思います。
また、ちょっと逆説的な感じですが、
収入源が一つしかないから、仕事を選べないとも言えます。
(勇気があれば、転職もいいとは思いますが)
収入源が複数あり、かつその額もそれなり大きければ、
いつでも辞められるという安心感を得ることができると思います。
これがあれば、理不尽な仕事に対してはNoと言えるかもしれません。
(勇気があれば、今でもNoと言えるとは思いますが)
趣味に対する考え方を整理
趣味は人生を豊かにしてくれるもの
趣味は人生を豊かにしてくれるものだと思っています。
私はこのブログでも記事にしていますが、サックスが好きです。
特にジャズのビッグバンドが好きですが、コンボもやってみたいです。
平日はなかなか練習の時間が取れず、
週末に少しだけという感じではありますが、
趣味を辞めてしまうと心のバランスが崩れてしまいそうなので、
なんとか続けていけたらと思っています。
心が満たされるかが基準
この趣味ですが、なんでもいいわけではないと思ってます。
貴重な時間を使うものですから、
自分の心が満たされるかどうかを基準にしたいです。
楽しいとか、幸せを感じるかどうかです。
というのも、これまでの流れで続けてはいるけど、
実は心が満たされていない、
なんちゃって趣味もけっこうあるんじゃないかなと思うからです。
もしそうであれば、思い切って辞める勇気も必要だと思います。
そうすれば精神的に楽になりますし、時間にも余裕ができます。
そこで改めて、自分の心が満たされることを探せばいいと思います。
楽しむためには、努力も必要
趣味とはいえ、楽しむためには努力も必要です。
サックスで言えば、吹いていることは楽しいですが、
やっぱり上手になるまでの練習は大変です。
そこには努力が必要ですが、上手になればもっと楽しめるようになります。
ジャズの場合、楽器の演奏能力もさることながら、
アドリブというのが重要な要素になります。
私はアドリブができなかったのですが、
もっともっとサックスやビッグバンドを楽しみたいという思いから、
アドリブを中心としたレッスンに通い始めました。
成長のスピードは遅いですが、
いつか自由にアドリブできるようになる日がくるように、
これからも継続していきたいと思っています。
まとめ
かなりの長文になってしまいました。。。
ここまで読んで頂けた方がいらっしゃいましたら、
本当にありがとうございます。
価値観を考え直し、
自分がどう生きたいのかを考えてみました。
今後変わっていく部分もあるかもしれませんが、
一度腰を据えて考えてみた経験は良かったと思っています。
もし、現在の状況に漠然とした不安や違和感を感じてらっしゃる場合は、
同じように考えてみると、何かが変わるかもしれません。
それから、このような生き方をするためにも、
全てのベースには健康な体というのがあると思います。
上記の記事には書いていませんが、
同じ頃から、少しずつ健康にも気を付けるようになりました。
その一部は以下で記事にしていますので、よかったらご覧ください。