パソコンが重い原因は様々です。
CPUの性能不足だったり、メモリの容量不足だったり。
原因を特定するのはなかなか難しいですが、
基本はタスクマネージャーで調べていくことになると思います。
その辺りについてはこちらの記事を参照して下さい。
今回は、タスクマネージャーを見たところ、
ディスク使用率が100%になっていて、
ひたすらHDDにアクセスしている状況になっている場合の対処法についてです。
といいつつ、先に言い訳になってしまいますが、
ディスク使用率が100%になる原因も様々だと思います。
今回は我が家のパソコンで起きた問題と
その時に試してみて効果があった方法について書きたいと思います。
ディスク使用率100%の確認方法
まずは、ディスク使用率100%の確認方法についてです。
手順は3つだけです。
- タスクマネージャーを起動
- パフォーマンスタブに切り替える
- ディスクの下にある数値を確認
1. タスクマネージャーを起動
タスクマネージャーの起動方法は先ほどの記事にもありますが、
「Ctrl+Shift+Esc」と押してみて下さい。
このような画面が立ち上がると思います。
2. パフォーマンスタブに切り替える
次に、パフォーマンスタブをクリックしてください。
3. ディスクの下にある数値を確認
ディスクの下にある数値が使用率になっています。
ここをクリックすると、より詳細な画面に遷移します。
この数値が100%に張り付いている場合、
ディスク使用率が高すぎることが原因で、
パソコンの動作が重くなっている可能性があります。
Windows Updateが原因と思われる
いろいろとネットを調べてみましたが、
原因として考えられたのが、Windows Updateでした。
どうも、
更新を行っている途中でパソコンをシャットダウンしてしまったなど、
無意識にでも更新処理を中断するようなことがあると、
その後も常に更新しようとして失敗しているような状況になっているっぽいです。
この辺りは想像も入っているので、
確かかどうかは分かりませんが、
我が家では、改めてWindows Updateを手動で実行したところ、
この問題が解決されたので、対処法としては効果があったようです。
Windows Updateを手動で実施
ということで、Windows Updateを手動で実施してみましょう。
デスクトップ左下にあるコマンド入力欄に
「windows update」と入力して、
「Windows Updateの設定」をクリックして下さい。
「更新プログラムのチェック」というボタンをクリックして、
更新を確認します。
ちょっと時間がかかるかもしれません。
自動的にダウンロードと更新が始まると思いますが、
始まらなければ「更新する」ボタンをクリックして、更新して下さい。
ここもかなり時間がかかります。
途中で再起動を求められたら、
他の起動しているアプリを閉じて、再起動して下さい。
そして、また立ち上がったら、
先ほどと同様に、
デスクトップ左下にあるコマンド入力欄に
「windows update」と入力して、
「Windows Updateの設定」をクリックして下さい。
この作業を更新プログラムが無くなるまで続けます。
「更新プログラムのチェック」を押して、
「最新の状態です」となったらOKです。
しばらくWindows Updateが止まっていた場合、
けっこう時間がかかるので、根気よく頑張りましょう。
ディスク使用率100%の解決確認
Windows Updateが完了したら、
ディスク使用率100%が解決されているか確認しましょう。
「Ctrl+Shift+Esc」で、タスクマネージャーを起動して、
パフォーマンスタブを見てみて下さい。
パソコンを起動したばかりのタイミングは、
いろいろな処理が稼働するため、
どうしてもディスク使用率は高くなってしまいます。
ちょっと落ち着くまで待ってみて下さい。
パソコンの性能にもよりますが、数分かかるかもしれません。
数分経って、パソコンがカリカリ言わなくなった頃に、
ディスク使用率が低い数値になっていれば改善されています。
他のアプリも立ち上げてみて、
今までの操作感よりもパソコンが軽くなっていればOKです。
まとめ
今回は、Windows Updateを手動で実行することで、
ディスク使用率100%を解決するという方法でした。
- タスクマネージャーでディスク使用率100%を確認する
- Windows Updateを手動で実行する
- ディスク使用率100%が解消されたか確認する
今回の方法で確実に解決するとは言えないのですが、
少しでも改善された方がいたら幸いです。