家賃の振込を自動、かつ手数料無料で行う方法

家賃の支払いは毎月あります。

 

口座振替に対応してくれているところであれば、

一度設定してしまえば、その後は特に手間はありませんが、

毎月振込をしなければならない場合も多いと思います。

 

そうなると、

• 毎月の振込に手間がかかる
• 振込に手数料がかかる場合もある
• 振込を忘れて滞納になるリスクがある

と、なかなかに不便です。

 

そんな場合におススメなのが、

銀行の定額自動振込サービスを利用することです。

また、定額自動入金サービスとの併用も便利です。

 

今回はこの方法について解説します。

私が利用しているということで住信SBIネット銀行を例にしますが、

ネット銀行を中心に、多くの銀行に同様のサービスがあります。

メガバンクの自動送金サービスは手数料がかかる

みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行などの

メガバンクには、自動送金サービスがあります。

単純に毎月の家賃を振り込むだけならこちらで十分ですが、

• 店舗での手続きが必要
• サービス利用に毎月手数料がかかる

といった感じで、あまりおススメできるものではありません。

 

なので、これらの銀行を給与振込などのメインバンクにしている場合、

住信SBIネット銀行などを間に挟むことが有効です。

少し手間はかかりますが、手数料を無料にすることができます。

定額自動入金と定額自動振込

定額自動入金と定額自動振込を併用する流れを図にすると下記の感じです。

 

 

定額自動入金で、振込をする口座にお金を持ってきて、

定額自動振込で、大家さんの口座にお金を振り込む感じですね。

 

無料化のポイントとしては、

• 定額自動入金に手数料がかからないこと
• 定額自動振込に手数料がかからないこと

の2点ですが、

多くのネット銀行では、定額自動入金は手数料無料です。

また、多少の条件はあるものの、
月に一定回数までは振込も手数料無料にしていることが多いです。

 

もちろん住信SBIネット銀行も手数料無料で利用できます。

定額自動入金の設定方法（住信SBIネット銀行の場合）

まずは、住信SBIネット銀行にログインします。
ログイン後、上のメニューバーから「商品・サービス」を選択し、
「振込・振替・支払」をクリックしてください。

 

すると、定額自動振込と定額自動入金が出てくると思います。
まずは「定額自動入金」から設定していきます。

 

注意事項などを読みつつ、画面の指示に従って進みます。
最初に入力するのは、定額自動入金の

• 契約名
• 引落日
• 引落金額

です。

契約名は自分が分かりやすい名前であればいいと思います。
引落日は住信SBIネット銀行の場合、5日か27日から選択します。
引落金額は自由に設定可能です。
（基本的には、家賃と同じ金額になるかと思います）

この設定が完了すると、
今度は、引落先の金融機関の設定になります。
別画面に移り、まずは利用する金融機関を選択します。

銀行を選択したら、口座情報を入力していきます。
下記は三井住友銀行を選択した場合の画面です。
口座名義人名は自動で入力されていると思います。

 

その後、引落先の金融機関で本人確認などを実施します。
無事に手続きできれば、定額自動入金の設定は完了です。

定額自動振込の設定方法（住信SBIネット銀行の場合）

続いて、定額自動振込の設定方法についてです。
先ほどの最初の画面で、
今度は左側の「定額自動振込」をクリックします。

登録済みの振込先であれば、そちらを選択できます。
無ければ、新規振込先として申し込みます。

 

最初に、振込先の金融機関や振込先情報を登録します。

 

下にスクロールし、振込内容を登録します。
振込依頼人名はデフォルトで入っていますが、変更も可能です。
振込日は

• 毎月の特定日（1～31日）
• 毎週の特定曜日

から設定できます。
また、振込指定日が休日だった場合の取扱いについても、

• 前営業日の振込みとするか
• 翌営業日の振込みとするか

を、選択肢から設定可能です。

これで、設定完了です。
定額自動振込は10件まで登録可能なので、
家賃以外でも活用できれば、さらに便利になるかと思います。

まとめ

今回は住信SBIネット銀行の場合を例に説明しましたが、

定額自動入金サービスは

• イオン銀行
• じぶん銀行

などでも手数料無料で利用できます。

振込手数料も月に一定回数無料というサービスもあります。

やっぱりネット銀行はこの辺りのサービスが便利ですね。

 

家賃の振込はネット銀行を活用して、

手数料無料で自動化してしまいましょう。