ことばのちから

自分の経験や考えを言葉にして、誰かの役に立ちたいと願うブログ。

仕事が辛いと感じたら。会社に潰されない働き方を考える

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会社に所属し、給与をもらっている以上、
会社のために働くことは当然かと思います。
 
しかし、もちろん指揮命令権は上司(使用者)にあるものの、
言われるがままに何でもやる
というのはちょっと違うように思います。
 
というのも、周りを見ていると、
どう考えても上手くいかないプロジェクトにアサインされ、
朝から晩まで、プライベートを犠牲にして働いても報われず、
下手をすると体調まで崩してしまう、という人が少なからずいるからです。
 
「会社に潰されない働き方」についてちょっと考えてみたいと思います。
会社で働くとは、自分の時間を会社に売るということです。
提供した時間の対価に、給与としてお金をもらいます。
当然、時間を提供するだけでなく、何かしら会社への貢献も必要です。
 
労働契約の締結により、会社は業務命令権を取得しています。
つまり、会社で働きたいのであれば、
基本的に上司(使用者)の命令は聞かなければなりません。
これを拒否すれば、懲戒処分を受けることにもなり得ます。
 
しかし、まず大前提として認識しておくべきことは、
我々にも会社を選ぶ権利があるということです。
現実的に考えると転職などは簡単な話ではないかもしれませんが、
その会社しかない、と考えてしまうのは非常に危険だと思います。
心に余裕が無くなくなり、冷静な判断ができなくなる可能性があります

いい仕事と悪い仕事

仕事には、いい仕事と悪い仕事があります。
 
非常にあいまいな表現ですが、
単純に面白い仕事もあれば、つまらない仕事もありますし、
将来性がある筋のいい仕事もあれば、
取引先との関係で嫌だけどやらざるを得ない仕事もあります。
 
この辺りの感じ方は人によって基準が違うと思いますが、
極論単純化してしまうと、
一緒に働く人との関係が良いかどうか、に尽きると思います。
アドラー心理学でも、
『すべての悩みは人間関係である』と言われていますからね。
 
自分が思ういい仕事にあたればラッキーですが、
悪い仕事にあたってしまうと、当たり前ですがとても苦しいです。

悪い仕事を振られてしまう人の特徴

誰もやりたくないような悪い仕事は、
いわゆるいい人』に振られやすいように感じます。
 
やはり筋の悪い仕事には、概して微妙な人が絡んでいますので、
そういう人と仕事ができそうな人というので選ばれてしまうのだと思います。
 
そして『いわゆるいい人』は、
責任感が強いことも特徴としてあると思います。
それ故に、仕事を抱え込みやすく、
どんどんすり減っていってしまうことも多いです。

仕事は自分で創るという心構え

会社に潰されないようにするためには、
悪い仕事に対する嗅覚を身に付ける必要があります
 
そのためには、仕事は自分で創るという心構えが大切だと考えています。
これは何もゼロから創るということだけではありません。
例えば、いくつかプロジェクトがあるのであれば、
やりたいと思えるものに自ら手を上げていくということも含まれます。
 
やりたいと思う仕事を選ぶ基準は様々ですが、
  • 単純に興味がある
  • 自分の強みが活かせる
  • 一緒に働く人が魅力的
  • 身に付けたいスキルが身に付きそう
  • (最悪)消去法的に決める
などの軸を持って考えていくのが良いのではないでしょうか。
 
賢い人は、上記のようなことを考えながら仕事をしています。
となると、考えていない人には
必然的に残っている微妙な仕事を振られる可能性が高くなります。
 
主体的に仕事をするということは、
自分の身を守る上でも大切な心構えではないかと思います。
会社からしても、
自分の強みを活かして会社に貢献してくれる人材は
非常にありがたく、評価も高くなると思います。

まとめ

会社に潰されない働き方について考えてみました。
Noと言えない日本人などと言われていましたが、
なかなか嫌な仕事を嫌と言えない人も多いと思います。
 
そういう悪い仕事を避け、より幸せに働くためには、
自分の強みを理解し、
主体的に自分の強みを活かせる仕事を創ったり、
いい仕事にアサインされるような動きが必要です。
 
株式会社である以上、利益が最も大切なことですから、
利益を上げれる話であれば、
会社もできるだけ協力してくれようとすると思います。
自分の身は自分で守るしかない、ということを肝に銘じていきましょう。