生活をしていて、心に余裕が無くなることはよくあると思います。
私もそうです。
しかし、心に余裕がない状態は、
自分の精神衛生上も良くないですし、
周りの方にも悪影響を与えてしまう可能性があります。
そこで、自分なりにどういう時に余裕が無くなるのか、
どうしたら余裕を持てるようになるのか、考えてみました。
同じ悩みを持っている人がいるということを知るだけでも、
気持ちが軽くなるかもしれません。
心に余裕が無くなる原因
心に余裕が無いなと感じる時、
必ず、何かしらの原因があると思います。
一番最初にすることは、その原因を言語化することだと思います。
経験上ではありますが、
自分の気持ちを上手く言語にできない時に、
不安やストレスを感じます。
逆に、言語化が上手くできることで、
実際には何も解決していなくても、心がすっと楽になることがあります。
いくつかの原因について考えてみたいと思います。
お金が無い
お金が無いという状況では、
むしろ心に余裕を持つことは非常に難しいと思います。
生活していく上ではお金がどうしても必要になります。
衣食住に関わる部分はもちろんですが、
光熱費や通信費、医療費も必須でしょうし、
子供がいれば、教育費も必須と言えると思います。
お金の悩みは根深いです。
時間が無い
私は特にこれを感じることが多いのですが、
時間が無い時に、心に余裕が無くなります。
- 待ち合せの時間に遅れそう
- 仕事が期日までに終わらなそう
- 忙しくてやるべきことができない
などなど、日々焦ることが多く、
その度に、心に余裕が無くなってしまいます。
お金の悩みほど深刻ではないかもしれませんが、
当事者からすると、 かなり切実な問題になります。
自信が無い
ちょっと毛色が違うかもしれませんが、
自信が無い場合も、心に余裕が無くなります。
何かをする時に不安や焦りを感じますし、
それが原因でミスをしてしまうと、
さらに自信が無くなるという悪循環にはまってしまいます。
自信が持てない理由は様々だと思いますが、
自分で自分を苦しめてしまっている状況と言えるかもしれません。
複数の選択肢を持つことが心の余裕を作る
精神論だけだと厳しい
心に余裕を作ろうとした場合、
精神論的な方法がよく言われるように思います。
- ポジティブに考えよう
- 自分を肯定してあげよう
- 好きなことをしてストレス発散しよう
などです。
これらの考えは間違っているとは思いません。
どれも大切なことだと思っています。
しかし、心に余裕が無くなっている原因に対して、
直接的な解決策にはなっていないため、
どうしても一時的なものになってしまうと感じています。
やはり、苦痛は伴いますが、原因と向き合い、
解決策を探っていくことが大切ではないでしょうか。
その際のコツは、複数の選択肢を持つことだと考えています。
お金が無いことが原因の場合
お金が無い場合、
まずはそのお金が本当に必要かどうかを考えてみます。
例えば、車を持っている場合、
その車は、絶対に必要なものでしょうか。
公共交通機関で代用は不可能でしょうか。
もし可能であれば、かなりの支出が減らせると思います。
ここでは、車に対する他の選択肢として公共交通機関を考えてみました。
他の出費についても同様に考えてみても良いかと思います。
次に、収入を増やすことを考える必要があります。
ここでは、
- 現在の収入を増やす
- 複数の収入源を持つ
という2通りの考え方があるかと思います。
現在の収入を上げるためには、転職も一つの選択肢になります。
そのためには自分のスキルを見直す必要があるかもしれませんが、
他の会社でも働けるという選択肢は心の余裕につながると思います。
また、収入が会社からの給与のみといった、
収入源が一つしかないという状況の場合、
副業や投資が選択肢になるのではないでしょうか。
副業といっても、アルバイトのような労働型収入の場合、
どうしても時間や体力的な制約がついてしまいます。
(そもそも会社に禁止されている場合もあると思います)
私個人の意見ではありますが、やはり
権利型収入(不労所得)を目指したいところです。
例えば、ブログ運営もそれに近いと思いますし、
投資で配当収入を得るのも立派な収入源になります。
もちろん収入を作ること自体も難しいですし、
給与の代替となるレベルまで稼ぐのはさらに難しいと思います。
しかし、それに向かって努力しているだけでも、
多少なりとも、心の余裕につながると私は感じています。
時間が無いことが原因の場合
時間が無い場合、
まずは「遅れてもいい」という選択肢を持てるかを考えます。
そのためには、遅れたらどうなるかを考えてみるといいと思います。
見たかったものが見れなくなるなど、
自分が損をするだけであれば、諦めることが選択肢になります。
次に、期日を延ばせないかを考えます。
もし延ばすことができれば、時間自体を作ることができます。
延ばし方にもいくつかの方法があると思います。
- 単純に謝る
- 別の何かを提供する
など、延ばし方のレパートリーを複数持っておくことが大切です。
(レンタルビデオの延滞金とかまさにこれ(お金を提供する)ですね)
それから、別の手段で解決できないかを考えます。
例えば、
- 移動時間であれば、タクシーはどうか?
- 作業時間であれば、人を雇ったらどうか?
などが考えられます。
お金で時間を買うとも言えるかもしれません。
この辺りの選択肢を複数持っていると、だいぶ心に余裕を持てると思います。
自信が無いことが原因の場合
自信が持てない時に一番効果的なのは、
考え過ぎずに、何か行動を起こしてみることだと思います。
経験上ですが、どうしても自信が無く不安になると、
あれこれと考えることが先行してしまいます。
それで時間ばかりが過ぎていくと、
さらに気持ちが追いつめられてしまいます。
これを解決するには、何か行動をすることがいいと思っており、
いくつかレパートリーを持っているといいと思います。
私の場合は、
- とにかく寝る
- とりあえず外に出る
- 身の回りの不要品を捨てる
などで対処しています。
このタイミングではとにかく無理はしないようにしています。
これらのことで少しでも心に余裕が出てきたところで、
根本原因に対する行動に移していきます。
自信が無いことに対して自信をつけていくためには、
徹底的に準備をするしかないと思っています。
つまり、あらゆるパターンを想定して、
それ起こった時の対処をあらかじめ決めておきます。
野球で例えてみると、
- 外角高めが来たら、流し打ち
- 真ん中に来たら、思い切り振り抜く
- 内角低めはツーストライクまでは振らない
などを決めておき、
それぞれの打ち方が体に染み込むまで練習を繰り返すイメージです。
とにかく、不安の正体を明らかにして、
それに対処できるようにしていくということを心がけています。
まとめ
今回は心に余裕がないと感じた際の、
原因と解決策について、経験を基に書いてみました。
人によってはここには無い原因の方もいらっしゃるかと思いますが、
やはり、他の選択肢が無い状況というのは苦しく、
不安や焦りを生む可能性が高いと思います。
常に複数の選択肢を持つことを意識しながら、
少しでも心に余裕を持って生活していきたいと考えています。